発電所・橋攻撃の可能性
イランは、IRGCの小型高速艇を使い、米国やイスラエルの攻撃への対応として海峡の通航を管理している。
イランは、停戦合意でイランがホルムズ海峡を開放した後も米国が海上封鎖を続け、イラン船を拿捕したことを「停戦合意違反」「海賊行為」と非難し、報復を誓っていた。
イランの首席交渉官の顧問であり、国会議長モハンマド・バゲル・ガリバフの側近も22日、トランプ大統領が宣言した停戦延長は、米軍による奇襲攻撃の時間を稼ぐための策略に過ぎない可能性があると述べた。
英国の貨物追跡会社ボルテクサによると、4月13日に米国の封鎖が始まって以降、少なくとも34隻のイラン関連タンカーが制限を回避している。
イラン船籍の原油タンカー「ヒーローII」と「ヘディ」は4月20日、封鎖ラインを通過してアラビア海に入る様子が衛星画像で確認されたと、ボルテクサは伝えている。
米軍は封鎖が効果を上げており、過去1週間で28隻を引き返させたとしている。
トランプ大統領はSNSで、22日午後8時に終了予定だった2週間の停戦を、さらなる和平協議のため延長すると述べた。しかしこの措置は、イランや米国の同盟国イスラエルの支持を得ていないようだ。
停戦延長は、イランの発電所や橋への爆撃を示唆していたトランプ大統領の強硬姿勢からの後退とみられるが、イランによる船舶拿捕で緊張は再び高まっている。
