Juliette Jabkhiro Dominique Patton
[パリ 20日 ロイター] - フランス検察当局は、米SNSのXとXに搭載されている人工知能(AI)「グロック」に対する捜査に関して、同社を所有するイーロン・マスク氏が20日の任意の事情聴取に出頭しなかったと明らかにした。
検察当局は、Xの偏ったアルゴリズムがデータ処理の運用をゆがめているとの疑いや、児童ポルノ画像の拡散、ホロコーストの否定といった問題で捜査を進めている。
今回の任意聴取は、2月にXのフランス事務所を家宅捜索した際に決められていた。
検察当局は声明でマスク氏の個人名には言及せず、「召喚された人物が来なかったと認識している。不出頭は捜査継続の妨げにならない」と述べた。
この問題を巡って米国とフランスの関係にも摩擦が生じている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは18日、米司法省がフランス検察の捜査を政治的動機に基づいていると批判し、協力要請を拒否する書簡を送ったと伝えた。