だから、4つの国がいかにして1つの国家を形成しているのかを少しでも説明するのなら、僕はこう言うだろう。
もともとは歴史的に別々で、そんなに仲が良いわけでもなく、力か何かによって連合を形成し、一部は離脱し、それでも混ざり合い、島を越えて結婚したり、島を越えて移住したりしつつも、それぞれ強いアイデンティティーを保っている——と。
そんなわけで、サッカー代表チームも自然に統合されることはあり得ない。そしてイギリスの4カ国が別々のチームとして参加できることになっているのは、サッカーという競技が始まった時点からそうだったからだ。
サッカーのルールを体系化したのはイングランドであり、そのためイングランドサッカー協会はEFAではなく、単純に(オリジナルの)FAと呼ばれる。最初の国際試合は、イングランド対スコットランドだった。
統合チームになるとすれば…
もしチームが統合されれば、新たなイギリス代表はより成功するかもしれない。北アイルランドの人々もW杯出場まで何十年も待たなくて済むようになるだろうが、その場合、北アイルランド出身の選手は1人か2人の脇役選手しか代表入りできないかもしれない。
イングランドの選手が大半を占めるチームを、スコットランドのファンが応援することは決してないだろう。おそらく政府支出の配分で使われているようなバーネット方式(財政調整)めいた仕組みが必要になるだろうが、それはまた別の話だ。
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