Jarrett Renshaw
[ヒューストン 24日 ロイター] - トランプ米政権は早ければ25日にも、対イラン戦争に起因するエネルギー価格の高騰を抑えるため、夏季用ガソリンに関する連邦政府の大気汚染防止規制を一時的に解除する方針を発表する見通しだ。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。
米国は通常、夏には大気汚染を抑制するため、温暖な気候下でスモッグの原因となる蒸発を抑えられる揮発性の低い夏季用ガソリンに切り替える。
規制緩和により、精製業者や燃料小売業者はコストの高い夏季用ガソリンへの切り替えを強いられなくなり、ガソリン価格の低下につながる見込みだ。
小売業者はまた、夏場のドライブシーズンを通じて、エタノール15%混合ガソリン(E15)の販売を継続できるようになる。E15は通常、夏に国内の大部分でより厳しい規制により使用が制限される。
アナリストは、この変更により小売価格が1ガロン当たり数セント下がり、燃料供給の不足に直面する消費者と精製業者の双方にとって負担軽減につながる可能性があると指摘している。
AAAのデータによると、米国のレギュラーガソリンの平均価格は最近、1ガロン=3.97ドルを超え、今年初めの3ドル未満から急騰している。