ニューヨーク州知事の民主党候補を決める予備選を来月に控え、現職のアンドリュー・クオモ氏と女優でリベラル派の活動家としても知られるシンシア・ニクソン氏が29日、討論会を行った。

3期目を目指すクオモ氏を巡っては、2020年の大統領選の民主党候補としての期待が高まっているが、本人は出馬を否定している。

ニクソン氏は、1998─2004年に放映された米人気テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)で弁護士のミランダ役を演じた。

最近の複数世論調査では、クオモ氏が支持率で30%ポイントほどニクソン氏をリードしている。

約1時間に及んだ討論会でニクソン氏は、クオモ氏が選挙戦に寄付している企業の利益を最優先していると批判。一方のクオモ氏は、ニクソン氏は政治経験がなく、ニューヨーク州の政策についても十分な知識がないと指摘した。

クオモ氏は、トランプ大統領は、ニューヨークの人々が直面する「最大の脅威」だと指摘。温暖化やテロの脅威よりもはるかに大きいと述べ、トランプ氏の反移民的な発言や中絶に反対する姿勢を批判した上で「私ほどドナルド・トランプに立ち向かった人はいない」と強調した。

これに対してニクソン氏はその様子を、トランプ氏がプーチン大統領に立ち向かう姿のようだと述べ、「言葉だけでなく、政策でトランプ氏に対抗する必要がある」と指摘した。

予備選は9月13日に行われ、勝者は11月の中間選挙で、共和党のマーク・モリナロ候補と対決する。

[ヘムステッド(米ニューヨーク州) 29日 ロイター]
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