[北京/シンガポール 18日 ロイター] - 中国ネット大手のテンセント・ホールディングスは18日、第4・四半期の売上高が前年同期比13%増と⁠なったと発表した。ゲーム需要の堅調さと人工知能(AI)サービスの拡大が寄与した。

売上高は1944億元(約283億ドル)と、LSEGがまとめた市場予想の1935億元をやや上回った。

純利益は582.6億元で、市場⁠予想平均の577.5億元を上回った。

同社はゲーム事業で得た資金を背景にAI投資を加速して⁠おり、アリババや字節跳動(バイトダンス)など競合との競争を強めている。

メッセージ・決済アプリ「微信(ウィーチャット)」やクラウドサービス、ゲームなどにAIを組み込み、10億人超のユーザー基盤を活用して⁠いる。

国内ゲーム売上高は15%増の382億元、海外ゲーム売上高は32%増の211億元となった。オンライン広告⁠収入⁠もAIによるターゲティング強化を背景に17%増の411億元となった。

ゲーム事業の成長は「デルタフォース」や「ヴァロラント・モバイル」といった新作に加え、「王者栄耀」「和平精英」など既存の人気タイトルがけん引した。

フィ⁠ンテック・企業サービス部門(クラウドなどを含む)の売上高は8%増の608億元だった。同社はクラウド単独の売上高は開示していない。

同社はAI人材の採用も強化しており、独自の大規模言語モデル「混元(Hunyuan)」の開発を主導するため、元オープンAIの研究者を起用した。

春節期間中にはAIチャットボット「元宝(Yuanbao)」の⁠普及に約10億元を投じ、中国で競争が激化するAI市場でのシェア拡大を狙った。

今月には、個人向け「QClaw」、開発者向け「Lighthouse」、企業向け「WorkBuddy」からなる「OpenClaw」AI製品群を発表した。自律的に複数の作業をこなすAIエージェント分野で競争が激化している。

2025年の設備投資額は792億元と、24年の768億元から増加した。

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