Chen Aizhu Florence Tan

[シンガポール 17日 ロイター] - 複数の貿易関係者によると、中国の国有石油大手が、⁠中東での紛争に伴う供給不足を回避するため、ロシア産原油の調達再開に動いている。米国の制裁猶予⁠措置を活用する。

国有大手によるロシア産の調達は昨⁠年11月以来となる。

中国石油化工(シノペック)と中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)傘下の商社が今週、ロシア産原油の買い付けに向け⁠てサプライヤーへの打診を開始した。

17日時点で成約は確認⁠され⁠ていないが、複数の関係者は「取引成立は間近」とみている。米・イスラエルとイランの紛争で原油が急騰する中、ロシア産はブラジ⁠ル産や西アフリカ産に比べて割安感が強いためだ。

国有石油大手は、3月12日から30日間の制裁猶予期間内に、支払いと引き渡しが完了できるか精査している。すでに積み込み済みの貨物が対象になる。

一方、⁠一部の中小独立系製油所(ティーポット)は、自社で精製するよりも転売する方が利益が出るとして、備蓄しているロシア産の放出を検討しているという。

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