Heejin Kim
[ソウル 16日 ロイター] - ロンドンを拠点とするヘッジファンドのパリサー・キャピタルは、韓国で外国人株主によるアクティビズムへの受容が進み、家族支配の財閥系企業の経営に異議を唱える動きに国内投資家も加わるケースが増えているとの認識を示した。
パリサーは韓国の石油化学大手LG化学に対し、株主価値の向上に向けた改革を求めている。
ジェームズ・スミス最高投資責任者(CIO)は訪問先のソウルでインタビューに応じ、国内投資家に株主提案への賛同を求める際の意思疎通が改善されたと述べた。
「10─12年前は、外国投資家に対して非常に強い否定的な見方があるように感じられた」とし、現在では韓国国内でアクティビスト(物言う株主)と同様のアプローチを取る人が現れていると指摘した。
スミス氏は韓国株の評価が低い状況の是正を目指す当局の措置も、アクティビズムを後押ししているとの見方を示した。
また、日本では東京証券取引所がコーポレートガバナンス改革を主導したのに対し、韓国では李在明大統領が変革を推進していると述べた。