Hiroko Hamada

[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比776円98銭高の5万5025円37銭で取引を終えた。原油価格の急騰が落ち着いたことや米IT大手オラクルの好調な業績見⁠通しが好感され、日経平均は節目の5万5000円を回復した。AI(人工知能)・半導体株が買われ、一時1500円近く値上がりする場面もあった。ただ、買いが一巡した後は上げ幅を縮め一進一退となった。

日経平均は前営業日比669円高でスタートした後、上げ⁠幅を広げ、節目の5万5000円台を回復した。国際エネルギー機関(IEA)が同機関として過去最大規模の石油備蓄放出を提⁠案したと米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じ、WTI原油先物が軟化する中、買い圧力が強まった。

後場前半には1496円高の5万5745円38銭まで値上がりする場面があったが、買いが一巡した後は上げ幅を縮小。大引けにかけては5万5000円を軸にもみ合いとなった。

物色面では半導体関連や電線株などが大幅高となった半面、⁠前日に引き続きソフトウェア関連は軟調だった。

市場では、中東情勢に関して「トランプ米大統領は原油価格動⁠向を見な⁠がら態度を変えてくるとみられるが、イスラエル、イラン側の発信は見通しが難しく、事態が収束したとは言い切れない」(丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏)との声が聞かれた。丸田氏は日経平均について「基本的には5万4000円―5万5000円での持ち合いを想定している。ただ、情勢次第では二番底を付ける可能⁠性もある」と話している。

TOPIXは0.94%高の3698.85ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.94%高の1906.22ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆2986億7800万円だった。東証33業種では、非鉄金属、その他製品、海運など28業種が値上がり。銀行、保険、サービスなど5業種は値下がりした。

個別では、任天堂が大幅高。新作ゲームの出足が好調との思惑で買いが強まった。半導体材料の増産方針が好感されたJX金属も大幅上昇した。⁠古河電気工業、フジクラも大幅高となった。指数寄与度の高いアドバンテストやソフトバンクグループも堅調。

一方、富士通やNEC、Sansanは軟調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり1030銘柄(64%)に対し、値下がりが509銘柄(31%)、変わらずが56銘柄(3%)だった。

  終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 55025.37 +776.98 54917.93  54,882.58

─55,745.38

TOPIX 3698.85 +34.57 3703.57  3,694.34─

3,741.16 

プライム市場指数 1906.22 +17.79 1910.36  1,904.16─

1,928.02 

スタンダード市場指数 1723.01 +19.23 1714.08  1,713.95─

1,734.66 

グロース市場指数 1008.43 +9.57 1001.36  1,000.96─

1,018.33 

グロース250指数 780.04 +7.51 774.29  773.93─78

8.08 

東証出来高(万株) 286195 東証売買代金(億 72986.78  

円)

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