Liz Hampton
[プラットビル(米コロラド州) 9日 ロイター] - ライト米エネルギー長官は9日、原油価格高騰を受け、戦略石油備蓄(SPR)の放出を他国と協調して行うことを検討していると述べた。
また、アジア海域のタンカーに積まれたロシア産原油の販売をさらに認める「他の選択肢」もあるとした。米政府は先週、現在海上で停滞しているロシア産原油のインドへの売却を容認する30日間の一時的な制裁免除措置を発令した。
ライト氏は「SPRの協調放出について協議中だ」と記者団に述べた。米国のSPRには、世界の消費量の4日分超に相当する4億1540万バレルの原油が備蓄されている。
国際エネルギー機関(IEA)は9日、石油備蓄の協調放出を呼びかけた。主要7カ国(G7)はエネルギー市場の動向を注視することで合意した。現時点で放出の発表はない。
ライト氏は、米国産エネルギーの輸出制限は検討していないと述べた。