[エルサレム/カイロ 9日 ロイター] - トランプ米大統領が主導するパレスチナ地区ガ⁠ザ和平計画を前進させる協議が、米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始して以来、中断されて⁠いる。関係筋3人が明らかにした。

トランプ大統領が主要⁠な外交政策目標と位置付けてきた中東和平構想が停滞する可能性が出てきた。

パレスチナ当局者筋によると、イスラム組織ハマスは、⁠対イラン攻撃が始まった2月28日に、エジプト、カター⁠ル、⁠トルコの仲介者らと協議する予定だったが、会合は中止となり、新たな日程は設定されていないという。

ただ関係筋の一人は今回の中断に⁠ついて、航空便の乱れによって仲介者や代表者が地域内を移動できないため、短期的かつ軽微な遅延だと説明した。

また、トランプ氏主導のガザ暫定統治機関「平和委員会」は、⁠ハマスを資金面で支援してきたイランの影響力が排除されることで、長期的には、武装解除を巡る問題の解決が早まる可能性があると考えているという。

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