Kentaro Okasaka

[東京 2日 ロイター] - 日本航空は2日、2027年3月期通期の連結純利益が1100億円で、26年3月期(今期)予想の1230億⁠円を下回るとの見通しを発表した。売上収益は2兆0950億円で、今期予想の2兆円を上回る。年間配当予想は今期と⁠同じ96円とした。

純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト10人の純利益予⁠想の平均値1231億円を下回った。

売上収益については、単価上昇による国内旅客収入増や、インバウンド(訪日外国人)需要の継続などで⁠増益を見込むが、円安や物価高で営業費用が今期⁠予想⁠より1090億円増加すると予想する。

35年に向けた経営ビジョンも発表した。機材の大型化で供給を拡大し、中長距離路線を中心に強化する。ZIPAIRを中心とした格安⁠航空会社(LCC)の規模を拡大。旺盛なアジア・欧米間の貨物需要に対応し、大型貨物機の供給を増やす。医薬品や半導体製造装置などの高付加価値貨物の輸送を強化し、収益性の⁠最大化を図る。

26年3月期通期の連結純利益予想について、従来の1150億円(前年比7.4%増)から1230億円に、売上収益も1兆9770億円(同7.2%増)から2兆円に上方修正した。年間配当予想は92円から96円に引き上げた。

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