[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会の報道官は17日、ウクライナ経由によるロ⁠シア産原油供給停止を受けた対応について、ハンガリーとスロバキア両国はいずれも90日分の原油備蓄があるため、即時のリスクはないとの見解を示した。⁠スロバキア政府も、現時点で国内の燃料供給に脅威はないと表明した。⁠欧州委の報道官は、パイプラインの修復予定に関してウクライナと接触しているとも言及した。東欧へのロシア産原油輸送は1月27日から途絶し、ウクライナ外務省は先週、ウクライナのパイプラ⁠インをロシアが攻撃したためだと発表していた。これに対し、ハンガリ⁠ーは⁠ウクライナが輸送パイプラインに関連する電力供給を停止したとして非難していた。EUの制裁では、ロシア産原油の海上輸入を禁止している。ただ内陸国はロシアからのパイプライン供給が中断した場合には⁠除外措置を申請できる。ハンガリーはこの除外措置を活用し、アドリア海パイプライン経由でのロシア産原油輸入に向け、クロアチアに支援を要請。スロバキアも17日、アドリア海パイプライン経由での石油確保に向け交渉中だと表明した。クロアチアのシュシ⁠ュニャル経済相は16日、中欧の燃料供給が危険にさらされることは許さないと表明。アドリア海パイプラインでの輸入に対応する可能性があるものの、戦闘資金の支援につながるロシア産原油の輸入は避けるべきだとする姿勢を示した。

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