西側外交筋によると、劉副首相が5月に通商交渉で米国側から以前の合意を反故にされて足元をすくわれた経験から、中国政府は米中貿易交渉に王氏を関与させるのをためらっている。

王氏は習国家主席との関係が非常に近く、習首席に直接報告を上げる立場にある。外交筋によると、もし王氏が参加した話し合いで米国が再び梯子を外せば習氏を個人的に侮辱したとみなされる。

この外交筋は「副首相の面子をつぶすことはできても、副主席に対してそんなことはできない」と述べた。

中国の政界トップに近い筋によると、米交渉チームは自由貿易擁護派と貿易保護主義派が混在し、当局者の発言も混乱したり、ときには矛盾しているため、中国政府は米政府の真意をつかむのに苦慮している。

(Ben Blanchard記者、Michael Martina記者)

[北京 9日 ロイター]
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