[‍ロンドン 13日 ロイター] - 資産運用大手ブラックロックは今後1年も人工知能(AI)分野に投資することが妥当だと依然として考えているものの、今年はより幅広い機会に重点を置く方針だと明らかにした。

投資方針に関するリポートで最近実施した投資家調査を引用し、2026年もAIテーマへの投資を求める投資家は米IT大手よりもエネルギーやインフラのプロバイダーを選好していると指摘した。

25年はAIとIT大手が世界株のリターンを主導したが、マイクロソフト、メタ、アルファベットなどによる数⁠兆ドル規模のデータセンター建設競争で‍投資リターンや多額の借り入れを巡る懸念が高まる中、投資家が新たなアイデアを求めていることが同調査で示された。

EMEA(欧州・中東・ア‍フリカ)地域に拠点を置く顧客732‍社のうち、米IT大手が最も魅力的‍なAI投資機会を提供していると答えたのはわずか20%にとどまった。

一方、半数以上がデータセンターに必要な電力供給業者、37%がインフラを⁠最優先のAI投資先に挙げた。

ブラックロックの米国コア株式責任者⁠イブラヒム・カナン氏‍はリポートで「大型株やAIへのエクスポージャーをリスク管理しつつ、差別化された上昇機会を捉えることがますます重要になっている」と述べた。

AIテーマはバブルだと考えている回答者はわずか7%だった。

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