Joyce ‍Lee Heejin Kim

[ソウル 12日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は13日、高市早苗首相と奈良市で会談する。中国の習近平国家主席と5日に会談したばかりで、日中両国との関係のバランスを模索する。

今回の会談は日中関係が冷え込む中で行われ、アナリストらは高市首相が日米韓3カ国関係の安定を強調すると予想している。

李大統領は中国や日本との関係のバランスを取る上で「現実主義外交」の姿勢を取っており、人工知能(AI)などビジネス分野での合意につながる可能性がある。

韓国聖公会大学のヤン・キーホ教授(日本研究)は「歴史的⁠に、日中間の対立は長く続く」とし、「(高市‍氏の)任期を通して日中関係は悪化する可能性が非常に高い」と述べた。

韓国外国語大学の日本専門家リ・チャンミン氏は、中国との関係悪化を‍受け、日本は戦略的パートナーシッ‍プなどの形で韓国との外交関係強化‍を図る可能性があると指摘。「日本は中国との関係が悪化しただけでなく、米国も(台湾を巡る)スタンスで日本からやや距離を置いている」と述べた。

韓⁠国大統領府の 魏聖洛 ・国家安全保障室長は9日、李大統領と高市首相が会⁠談で、日中間の対立に‍ついて協議する可能性があると述べた。

ただ、アナリストらは韓国がいずれか一方を支持する可能性は低いと指摘する。李大統領は先週、訪問先の中国で「日本との関係は対中関係と同じくらい重要だ」と記者団に述べた。

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