Rie ‍Ishiguro

[東京 9日 ロイター] - イオンは9日、クスリのアオキホールディングスとの資本業務提携の覚書を同日付で解約したと発表した。アオキのガバナンス(企業統治)に対する姿勢が社会的責任や透明性のある経営に関するイオンの考えと「相いれないもの」と認識、提携を継続することがイオン株主にとってリスクであり、イオンの経営理念と反すると判断した。

イオンは、アオキが先月に東証スタンダード市場への市場区分変更などを申請したことが株主に重大な影響を与えるおそれがあると指摘。先月公表した臨時株主総会招集のた⁠めの基準日設定についても、付議予定の議案‍内容を明らかにしないまま開示しており、株主への説明が不足していると批判した。

両社は2003年1月に資本業務提携の覚書を締結し、これまで提携‍関係を継続していた。

イオンは11月‍20日時点でアオキ株10.2%を持つ大株‍主で、イオンが連結子会社化したツルハホールディングスも約5%を保有。イオングループのアオキに対する議決権比率は約15%となり、持ち分法適用会社と⁠して会計処理することとなったが、アオキは「持ち分法適用会社となる⁠ことを嫌い」、イオンが派‍遣する取締役の辞任や議決権比率の引き下げを要求してきたという。

イオンは、提携解約により「ドラッグストア戦略を進める上であらゆる選択肢を持つとともに、アオキの大株主としての責任を果たしていく」方針とした。

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