[7日 ロイター] - 中国のハッカー集団が米下院の主要委員会の職員が使用する電子メールシステムに侵入したと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が関係者の話として7日に報じた。
「ソルト・タイフーン」と呼ばれる集団で、下院で中国問題を扱う委員会の一部職員や、外交・情報・軍事委員会の補佐官が使用する電子メールシステムにアクセスしたという。どの職員が標的にされたかは明らかにされていない。
ロイターはこの報道をすぐに確認できなかった。中国大使館の劉鵬宇報道官は「根拠のない憶測と非難」だとし、米連邦捜査局(FBI)はコメントを控えた。ホワイトハウスと、監視の対象となったとされる4つの委員会の事務所はコメント要請にすぐに応じなかった。
FTによると、システムへの侵入は12月に検知された。ハッカーらが議員の電子メールにアクセスしたかどうかは不明という。
米国の議員や側近、特に軍事・情報機関を監督する者たちは以前からサイバースパイ活動の最大の標的となっており、ハッキングやハッキング未遂の報告は定期的に表面化している。
中国はスパイ行為への関与を繰り返し否定している。