[コペ‍ンハーゲン 6日 ロイター] - 欧州主要国とカナダの首脳は6日、トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランド取得に改めて関心を示したことを受け、デンマークとグリーンランドへの支持を表明した。

フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、スペイン、英国、デンマーク首脳による共同声明は、「グリーンランドは島の人々のものだ」とし、デンマークとグリーンランドを巡る問題は現地の人々だけが決定できるとした。

また北極圏の安全保障は、米国を含む北大西洋条約機構(NATO)同盟国と共同で達成する必要があるとし、「NATOは北極圏が優先事項であることを明確にし、欧州の同盟国は取り組みを強化している」と表明。「多くの同盟国とともに、北極圏の安全と敵対勢力の抑止へプレゼンス、活動、投資を拡大して⁠いる」とした。オランダとカナダも声明を支持した。

グリーン‍ランドのニールセン首相は欧州首脳による結束表明を歓迎し、米国に「敬意ある対話」を改めて求めた。

デンマークのラスムセン外相は、トランプ氏を信頼しているかとの質問に対し、NATO加盟国‍としてのデンマークの立場を信頼していると‍述べた。デンマークにはグリーンランドを防‍衛できないとするトランプ氏の発言を一蹴し、「グリーンランド沿岸を中国軍の艦艇が往来しているというイメージは共有していない」とも語った。

グリーンランド自治政府はラスムセン氏とともにルビオ⁠米国務長官との緊急会談を要請したと明らかにした。

米国のランドリー・グリーンランド特使⁠はCNBCに対し、トランプ氏はグリー‍ンランドに経済的な機会を提供しているとし、大統領が武力でグリーンランドを取得するとは思わないと述べた。「大統領は米国との経済的なつながりや貿易の機会を持つ、独立したグリーンランドを支持していると思う」とし、米国は欧州よりも提供できるものが多いとの見方を示した。

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