[‍北京 31日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は31日、来年は長期的な成長を支えることを目的とした「より積極的な」マクロ政策を実施すると表明した。具体的な政策は示さなかったものの、「合理的な成長」を維持しつつ経済の質を向上させるとし、「共通の繁栄」に向けたコミットメントを改めて表明した。

習氏は新年に向けた恒例のテレビ演説で、中国経済は2025年に約140兆元(20兆ドル)規模に成長したとみられるほか、とりわけ国防と科学技術が新たな水準に⁠達したと述べた。

また、中国国営中央‍テレビ(CCTV)によると、習氏は共産党当局者の会合で、25年の中国経済は「異例」の1年を経て、「5%前後」の成長目標を達成する‍という見通しを示した。

習氏は‍「わが国の経済は強靭さと活‍力を示しながら、圧力の中で前進していく見通しだ」とし、社会の調和と安定を維持しながら、経済の効果的な質的改善と合理的な量⁠的成長を促進すると表明した。

また、中国は技術革新によって⁠発展を加速させたと‍し、「急成長を遂げる革新能力を持つ経済国の一つ」と称賛。人工知能(AI)の大規模言語モデルの向上や独自の半導体開発での新たな躍進など、革新的な成果が拡大しているという認識を示した。

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