[ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は28日、韓国が最近実施した米国との合同軍事演習には北朝鮮を「武力」で抑止する狙いがあると報じた。

KCNAは、米韓が誘導ミサイル駆逐艦や対潜ヘリコプターなどの兵器を動員した韓国・平沢市近海での海軍訓練を含むさまざまな演習を実施したと指摘。

また、米国は韓国の空軍基地や日本の航空自衛隊基地にF16戦闘機も配備したとし、この訓練は北朝鮮と地域諸国を「武力」によって抑止することを目的としているとした。

「平和と安定を脅かし、戦略的安全保障のバランスを破壊しているのは米国だ」と批判した。

韓国の李在明大統領は今週初め、確固たる平和体制が確立されれば、米韓の合同軍事演習を実施しないことが望ましいとの見解を示した。

韓国国防省は17日、軍事衝突のリスクを回避するため、南北軍事境界線に沿った基本的な境界線の設定に関する協議を北朝鮮に提案したと明らかにした。

北朝鮮はこの提案に反応していない。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。