Mike Stone

[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領が掲げる最新鋭のミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」構想を巡って、米宇宙軍が迎撃システムの競合試作品の発注先として5-6社を選定した。これらの企業は、正規のシステム製造を請け負う大規模契約の獲得を争うことになる。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

関係者の話では、今回選ばれたのはノースロップ・グラマンやトゥルー・アノマリー、ロッキード・マーチン、アンダリルなどだ。

ロイターは具体的な契約額を確認できなかった。ただ国防総省が7月に提示した説明資料を閲覧したところでは、迎撃システムの契約額は1件当たり約12万ドルに上る。

宇宙軍の広報担当者は、発注先を選定したことを認めたが、個別企業名への言及は拒否した。900万ドル未満の契約は、情報開示の必要がないという。

7月の説明資料に基づくと、米政府はさまざまな迎撃システムの迅速な開発を促すために「賞金プール」という形の競争原理を導入しており、最大のプール(3億4000万ドル)は軌道上の試験で成功した企業間で分配される。

最終的な報酬はかなりの規模で、年間18億─34億ドルに相当する製造契約になる見通し。ただ業界幹部の推定では、単一の宇宙配備型迎撃装置の試作品を製造・試験するには2億─20億ドルの費用がかかる可能性がある。

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