Lucia Mutikani
[ワシントン 7日 ロイター] - 米労働省は7日、この日に予定されていた10月の雇用統計を発表しないことを明らかにした。9月に続き2カ月連続の見送りは過去に前例がない。米連邦政府機関の一部閉鎖が長期化する中、10月分は政府再開後も発表されない可能性があるとの懸念が高まっている。
10月3日に発表予定だった9月の雇用統計は政府機関再開から数日以内に公表される見込みだが、10月はデータが収集されなかったため、エコノミストらは労働省が10月分の完全な報告書を作成できるか確信が持てないとしている。
ライトキャストのチーフエコノミスト、ロン・ヘトリック氏は、現場の調査員が10月分の調査期間中に世帯調査の回答者から情報を入手することが困難だとして、公表されないとの見通しを示した。ヘトリック氏は、労働統計局の元監督官で、長年雇用統計報告書に携わってきた。
一方、来週にも政府再開となれば、11月の雇用統計に向けたデータ収集は可能になるとみられる。
政府機関閉鎖が過去最長記録を更新する中、市場では民間データに注目が集まりつつある。ただ、エコノミストらは、これらデータの範囲は限定的であり、政府の公式データの代替にはならないとの見方を示している。