[ソウル 27日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は27日、韓国の李在明大統領が今週訪問した米国で朝鮮半島の非核化について言及したことを批判した。

李大統領は25日、米首都ワシントンの戦略国際問題研究所で、「韓米同盟は朝鮮半島の非核化や平和と共存の道筋が実現できたとき、朝鮮半島を越えて世界的なレベルに格上げされるだろう」と述べた。

KCNAは李氏について「南北関係の回復に意欲的であるかのように演じたが、対立を求める狂人」で「偽善者」であることを露呈したと非難した。

李政権は6月の就任以来、北朝鮮向けの宣伝用拡声器を撤去したり、過去の南北間合意復活を協議するよう指示するなど、緊張緩和を目指した動きを見せている。

また、KCNAは「核保有国としてのわが国の地位は、外部からの敵対的脅威と世界の安全保障勢力構造の変化を正確に反映した必然的な選択だ」と伝えた。

一方、トランプ米大統領が李氏との首脳会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と年内に再会したいと発言したことには触れなかった。

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