[17日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、米国との貿易交渉の妥結を目指す中、米実業家イーロン・マスク氏のソーシャルメディアプラットフォーム「X」がEUのデジタルサービス法(DSA)に違反したとして行っていた調査を先延ばしにしている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が17日、複数の関係者の話として報じた。
欧州委は、夏季休会前に見込まれていたXに関する調査の完了期限に間に合わない見通しだという。
FTは、EUと米国の貿易交渉が明確になってから決定が下される見込みだとしている。
ロイターはこの報道をすぐに確認できなかった。EUとXはロイターのコメント要請に応じていない。
EUの技術規制当局は昨年、Xが違法コンテンツへの対応を義務付けるDSAに違反したと指摘した。
同法に違反した企業は、世界売上高の最大6%に相当する罰金に直面し、違反を繰り返した企業は欧州での事業が全面的に禁止される可能性がある。