[ソウル 26日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は26日、東海岸の大規模観光地区の建設が完了したと伝えた。金正恩朝鮮労働党総書記は観光振興のため同事業を長年推進してきた。
KCNAによると、金氏は約2万人の観光客を収容できる元山葛麻海岸観光地区の開設式に出席し、「大きな満足感」を表明。今後さらに大規模観光地区の開発を迅速に進めていく方針を示した。
元山の開発計画は2014年に発表され、金氏が重要事業として推進してきた。北朝鮮にとって観光は国連制裁の対象とならない限られた資金源の一つ。
KCNAは元山の観光地区が7月1日から国内客に開放されると伝えた。外国人観光客については言及していない。
北朝鮮は新型コロナウイルス感染拡大が始まった20年に国境を封鎖したが、23年以降は徐々に制限を解除。ロシアの団体観光客の入国を許可しているが、首都などの地域は一般観光客の立ち入りをなお制限している。
KCNAによると、元山の式典には在北朝鮮ロシア大使館の職員と大使も特別ゲストとして招待された。