[ロンドン 14日 ロイター] - トルコのシムシェキ財務相は14日、経済改革プログラムが「順調」に機能し、成果をもたらしつつあると強調した。欧州復興開発銀行(EBRD)の年次総会の討論会での発言で、歳入は低調にとどまる可能性があるものの、持続的な財政再建の取り組みを通じて経常収支赤字の国内総生産(GDP)比は想定の2%よりも小さい水準を維持できると述べた。

また「成長率は鈍化しているが、われわれはそれでやっていける」と説明。原油価格の下落やドル安、引き締め的な金融環境がディスインフレ環境をもたらし、経済にとってプラスになる公算が大きいとの見通しを示した。

シムシェキ氏は、シリア情勢改善やトルコの非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の解散発表などを挙げて、近年トルコ経済の足かせになってきた地政学的な要因も変化しつつあると指摘した。

トルコ中央銀行のオスマン・ジェブデト・アクチャイ副総裁は同じ討論会で、政策担当者は引き締め的な政策姿勢を維持する決意だが、トルコ経済のハードランディング回避は可能だと表明した。

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