Yuka Obayashi

[東京 12日 ロイター] - 12日序盤の原油先物価格は上昇している。米中が週末に行った貿易協議で進展があったと表明したことを受け、世界最大の消費国である両国が貿易摩擦解消へ動き出すとの期待が高まった。

0001GMT(日本時間午前9時1分)時点で、北海ブレント先物は0.27ドル(0.4%)高の1バレル=64.18ドル。米WTI先物は0.28ドル(0.5%)高の61.30ドルで取引されている。

両指数とも先週末は1ドル超上昇。週間でも4%以上上げ、4月中旬以来の上昇率となった。

ベセント米財務長官は11日、スイスのジュネーブで行われた米中の貿易問題を巡る閣僚級協議で2国間の貿易戦争の緩和に向けて「大きな進展」があったと述べた。中国の何立峰副首相も双方が「重要なコンセンサス」に達し、新たな経済対話の枠組みを設けることで合意したと表明。12日に共同声明を発表するとした。

フジトミ証券のアナリスト田澤利貴氏は、建設的な米中協議に対する楽観的な見方がセンチメントを下支えているとする一方、これまでに分かっている内容が限定的であることや石油輸出国機構(OPEC)の増産計画が上値を抑えていると述べた。

このほか、核問題を巡るイランと米国の4回目の協議が11日にオマーンで開催され、今後も話し合いを継続することで合意した。

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