Trevor Hunnicutt Susan Heavey

[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、誤ってエルサルバドルへ国外追放されたメリーランド州の男性の米国への送還について、同国のブケレ大統領とは協議していないと明らかにした。

男性の帰還を求めた場合、ブケレ氏は拒否するかとの記者団の質問に対し、トランプ氏は「分からない。(ブケレ氏側と)協議は行っていない。この件は弁護士に任せている」と述べた。

米連邦最高裁はこれまでに、トランプ政権に対し男性の帰還実現に「取り組む」よう命じている。

しかし、トランプ氏は29日のABCニュースのインタビューで、電話1本で男性の帰国を支援することは可能だとしながらも、そのつもりはないと発言した。

CNNは30日、ルビオ米国務長官とブケレ氏が連絡を取り合っていると報じた。また、米紙ニューヨーク・タイムズは、米国側が男性の帰国についてエルサルバドル当局に問い合わせる外交文書を送付したが、ブケレ政権は対応を拒否したと報じている。

ルビオ氏は記者団に、外国政府との協議内容を司法の場で開示するつもりはないと述べた。「外交政策の遂行は大統領と行政府の責任であり、一部の判事の責任ではない。必要に応じて適切な外交を行うが、その内容について話すことは決してない」と語った。

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