David Ljunggren

[オタワ 24日 ロイター] - カナダのトルドー首相の後任を争う有力候補者は24日、テレビ討論会に臨み、トランプ米大統領に立ち向かう必要性についてかなりの時間を割いて議論した。

トルドー首相の辞任表明を受けて、与党・自由党は3月9日に新たな党首を選出する。

フリーランド前財務相は4候補による2時間のフランス語討論会で「トランプ氏はカナダにとって第二次世界大戦以来最大の脅威だ」と主張。

第1次トランプ政権時に米加メキシコ貿易協定の交渉に携わったフリーランド氏は「今回のトランプ氏の脅しはもっとひどい。カナダを51番目の州にしようとしている」と述べた。

カーニー元カナダ銀行(中央銀行)総裁は、トランプ氏はカナダを米の一部にするという脅しを実行に移すことはできないだろうとした。

「今、カナダは最悪の危機に直面している。私は危機の対処法を知っている」と語った。カーニー氏は、2008─09年の金融危機時にカナダ中銀総裁を務め、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を問う国民投票の際にはイングランド銀行(英中銀)トップを務めた。

他の候補2人は元閣僚のカリーナ・グールド氏とフランク・ベイリス元議員。

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