[ジャカルタ 8日 ロイター] - インドネシアのインドラワティ財務相は8日、通貨ルピア安による歳出増と鉱業部門からの税収減が見込まれることから、今年の財政赤字は国内総生産(GDP)比2.7%に拡大するとの見通しを示した。

当初はGDP比2.29%を見込んでいた。23年はGDP比1.65%だった。

ルピアは次期政権の歳出計画への懸念から先月ドルに対して4年ぶり安値を付けた。上期は6.3%下落した。

財務相は、ルピア安により燃料補助金の歳出が増加したほか、食糧支援の歳出も増えている一方で、商品価格の軟調が税収に影響していると説明した。

その上で、政府は財政管理を引き続き慎重に行い、昨年予算からの余剰分を最適化し、債務発行を削減すると説明。「これがマクロ経済の安定、特に為替レートと国債利回りの維持に役立つことを願っている」と語った。

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