Nidal al-Mughrabi Emily Rose
[カイロ/エルサレム 28日 ロイター] - イスラム組織ハマス系メディアは28日未明、イスラエルが拘束するパレスチナ人33人を釈放したと伝えた。パレスチナ自治区ガザの戦闘休止が始まった24日以降、ハマスはイスラエル人など人質の一部を毎日解放し、イスラエルも拘束するパレスチナ人を釈放してきた。
今回が第4弾で、パレスチナ人33人のうち30人が子ども、3人が女性だという。24日以降に釈放されたパレスチナ人の総数は150人となった。
イスラエル軍は27日、ガザでイスラエル人の人質11人が新たに解放され、イスラエルに到着したと発表していた。ハマスは先月のイスラエル襲撃で連れ去った人質約240人のうち69人をこれまで解放した。
ヨルダン側西岸ラマラ郊外の刑務所周辺では釈放されるパレスチナ人を迎えようとパレスチナやハマス、ガザの過激派「イスラム聖戦」の旗を掲げる数十人が集まった。
パレスチナ保健省によると、一部がイスラエル軍と衝突。この地域でパレスチナ人男性1人が死亡したが、衝突に関係しているかどうかは不明という。パレスチナのメディアは、この男性は射殺されたと伝えている。イスラエルからはこの件に関してコメントは出ていない。
一方、イスラエル首相官邸は、イスラエル人の人質がさらに解放された場合、釈放するパレスチナ人のリストに拘束する女性50人を追加することを政府が承認したと明らかにした。
これとは別に、イスラエル政府は28日にハマスにより解放される人質10人のリストを受け取った。イスラエル首相府の情報として軍関連のラジオが伝えた。