[バンコク 27日 ロイター] - タイ商務省が27日発表した10月の貿易統計(通関ベース)によると、輸出は前年同月比8.0%増と、2022年6月以来の高い伸びとなった。

ロイターがまとめた市場予想の9.3%増は下回った。

同省は「年末の祝祭シーズンの需要が緩やかに回復したことが輸出の伸びを下支えした」とし、中国の景気刺激策も支援要因になったと指摘した。農産物や工業品の輸出が増加した。

同省幹部は会見で輸出の勢いは来年も続くと予想。「今年残り2カ月と来年の輸出は、世界経済の改善を背景により良い方向を維持するとみられる」と述べた。

輸出の予想は今年1%減、来年2%増。今年1─10月の輸出は前年同期比2.7%減だった。

10月の対米輸出は前年同月比13.8%増、東南アジア諸国向けは4.5%増。対日輸出は1.1%減、対中輸出は3.4%増だった。

10月のタイの貿易収支は8億3000万ドルの赤字。予想は5億3000万ドルの黒字だった。輸入は前年同月比10.2%増加した。

1─10月の輸入は前年同期比4.6%減、貿易赤字は66億7000万ドル。

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