[台北 24日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は24日、オーストラリアの軍艦が台湾海峡を通過したと発表した。

23日に同海峡に入り、南に向かって航行したという。国防部は台湾軍が動向を監視したと述べたが、詳細は明らかにしていない。

一方、豪当局者は、地域展開活動の一環として台湾海峡の国際水域を通過したのは「トゥーンバ」だと確認した。

今回の航行は、豪中関係が軍事面で難しい時期に直面する中で行われた。豪州は先週、日本の排他的経済水域(EEZ)にいた豪海軍の艦船付近で中国軍艦がソナーを作動させ、豪軍潜水士が負傷したとして中国側に深刻な懸念を表明した。

米海軍は1カ月に1回程度、「定期的な通過」として台湾海峡を通過しているが、中国は台湾海峡の通過に反発している。

オーストラリア戦略政策研究所のシニアアナリスト、ユアン・グレアム氏は、豪海軍は過去に台湾海峡を通過しているが、公表は控えていると指摘。東シナ海と南シナ海を結ぶ最短ルートのため「国際通過通航権を活用して台湾海峡を通過しただけだ。国際法の争点ではない。中国が争点にしているだけだ」と述べた。

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