[北京 16日 ロイター] - 中国国家金融監督管理総局(NFRA)は16日、監督当局として信託会社のリスクを格付けする暫定措置を同日付で通知したと公式サイトで発表した。信託会社の業務と金融システムへの影響をいずれも総合的に評価し、経営の「健全性」を高めてリスク管理を厳格化するのが狙い。
2016年に発表された指針を更新したもので、信託会社はコーポレート・ガバナンスや自己資本比率、リスク管理、行動管理、ビジネス・トランスフォーメーション(BX)によって格付けされる。格付けが高いほどリスクが大きいことを示し、より綿密な監督を受ける。また今回、不適格な投資家への信託商品の販売やリターンの保証なども不正行為として追加した。
中国では過去1年以上にわたり、英経済とほぼ同じ3兆ドル規模に及ぶシャドーバンキング(影の銀行)が相次いで危機に陥っており、不動産開発業者や経済全体への影響懸念が一段と高まっている。