Richard Cowan Ann Saphir
[6日 ロイター] - 米上院本会議は6日、ジェファーソン連邦準備理事会(FRB)理事を副議長に昇格させる人事について、賛成88、反対10の圧倒的多数で承認した。
上院はまた、クックFRB理事の再任案を51対47の僅差で承認した。任期は14年。
両氏はともに学界出身で、昨年5月に理事に就任。それ以降、利上げを決定した会合全てで賛成票を投じてきた。
ジェファーソン氏は副議長への昇格によって、パウエルFRB議長やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁と緊密に連携し、毎回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で討議する政策の選択肢を精査することになる。
また、副議長は伝統的に、政策に関する情報発信で議長の右腕として重要なメッセージを強調したり、市場の誤解を解く役割を果たしてきた。
ジェファーソン氏の指名承認は党派分断が深まっている議会では異例ともいえる圧倒的賛成を集め、昨年のパウエル議長再任時(80対19)よりも大幅な賛成多数だった。
FRBとしては史上2人目の黒人副議長となる。任期は4年。
上院はさらに、新たにFRB理事に指名されたエコノミストのアドリアナ・クーグラ―氏の指名承認の投票実施を賛成多数で認めた。
承認されれば議長、副議長を含む理事7人の残る空席が埋まり、理事の顔ぶれはFRB創設以来最も多様性に富むことになる。クック氏は史上初の黒人女性の理事で、クーグラー氏はFRBで初のラテン系理事となる。