[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のボイチェホフスキ委員(農業担当)は25日、ウクライナ産穀物のほぼ全てを「連帯レーン」を通じて輸出し、コストを負担する用意があると述べた。

連帯レーンとは、ポーランドやハンガリーなどウクライナと国境を接するEU加盟国を経由する陸路ルートのこと。ボイチェホフスキ委員によると、EUは追加輸送コストをカバーするための共同計画策定に向け検討しているという。

ロシアが黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)から離脱する前は、ウクライナ産穀物の約60%が連帯レーン経由で、40%が黒海経由で輸出されていた。

一方、ポーランドなどウクライナと国境を接するEU加盟国ではウクライナからの輸入増加に伴い農業が圧迫されており、欧州は5月、ブルガリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアの5カ国がウクライナ産穀物の輸入制限措置を9月15日まで延長することを承認。一部加盟国から一段の延長を求める声が上がる中、EUは同措置の見直しを行う予定。

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