[ロンドン/北京 13日 ロイター] - 上海先物取引所(ShFE)は、中国国外にコモディティーの倉庫ネットワークを拡大することを目指し、関連する制度や規制の調査を進めている。事情に詳しい3人の関係者がロイターに明かした。

ShFEは中国国内に216カ所の倉庫を保有し、取引している金属だけでなくゴムなど他の素材も保管している。

関係者の1人は「ShFEは海外に倉庫(ネットワーク)を広げるつもりで、具体的な対象や方法、時期などを検討している」と語った。

ShFEが金属保管倉庫を世界的に展開すれば、中国以外の地域で圧倒的な力を持つロンドン金属取引所(LME)と直接競争ができるようになり、最終的には国際的な金属取引の中心地となっているロンドンの地位への挑戦権を得られる可能性もある。

これらの関係者の話では、銅など工業用金属で世界最大の消費国で、屈指の生産国でもある中国は、国内のプレーヤーが価格形成にもっと影響力を行使できるようになることを望んでいる。

別の関係者は「ShFEは世界中の顧客にサービスを提供する取引所として、常に海外の倉庫事業のインフラや政策、規制に関心を払っている。将来どこに倉庫を設けるかを決めるには、さらなる調査が必要になる」と述べた。

LMEは現在、米国から欧州、アジアまで32カ国・地域で500カ所以上の倉庫を運営している。

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