[ローマ 10日 ロイター] - 伊自動車メーカーのフィアットを傘下に持つステランティスとイタリア政府は10日、国内年間生産台数を100万台に引き上げることで同意した。近年の減少傾向から巻き返しを図る。

ステランティスは世界的な半導体その他部品不足により、昨年と一昨年の生産台数は70万台を下回った。

同社によると、巻き返し計画第一弾として、南イタリアのメルフィ工場で5つ目のモデル生産を開始するという。

ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)はこの日、ローマでウルソ経済開発相と面会し、生産台数拡大の必要性で合意した。

ウルソ氏は別の声明で、経済開発省とステランティスが月内の協定調印を目指していると明らかにした。

ステランティスの労働組合FIM─CISLによると、今年の同社生産台数は80万台に拡大する見通し。前回100万台を生産したのは2017年だった。

タバレス氏は先週、フランスやイタリアのような「高コスト」国では、顧客にとっての値頃感と会社の収益性のバランスを取るには高価値の車種を生産するしかないとの見解を示した。

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