[キーウ 17日 ロイター] - ウクライナ外務省は、首都キーウ(キエフ)を訪問している中国政府の李輝ユーラシア事務特別代表に対し、ロシアとの停戦について、ウクライナが領土を失うか、紛争が凍結されるような提案は受け入れられないと伝えたと明らかにした。
李氏は中国の駐ロシア大使などを歴任。ウクライナを訪問する中国政府当局者としては2022年2月のロシア侵攻開始以降で最高位となる。
ウクライナ外務省は声明で、李特別代表が16─17日にウクライナを訪問し、クレバ外相と会談したと表明。「クレバ外相は李特別代表に対し、ウクライナの主権と領土保全の尊重に基づく持続可能で公正な平和を回復する原則について詳しく説明し、ウクライナの領土喪失のほか、紛争の凍結を含むいかなる提案も受け入れないと強調した」とした。
李特別代表は欧州歴訪の一環として、ロシア、ポーランド、フランス、ドイツも訪問する。