[バチカン市 13日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、ローマ教皇フランシスコと面会し、ウクライナ政府による和平案への支持を要請した。教皇は、バチカン(ローマ教皇庁)がロシアに連れ去られたウクライナの子どもたちの帰国を支援すると示唆した。
40分にわたった面会は私的なもので、ゼレンスキー氏はウクライナ兵が使用した後に聖母マリアが描かれた防弾チョッキを教皇に進呈した。
バチカンは、両者は「人道行動」について協議したと説明。バチカン当局者は、ウクライナの子どもの帰国支援に対する意欲への言及だと述べた。
ウクライナ政府は、昨年2月以降にウクライナの子ども約1万9500人がロシアまたは占領下のクリミアに連れ去られており、違法な拉致と訴えている。
またゼレンスキー氏は同日、イタリアのメローニ首相と会談。首相は軍事・資金面での全面的なウクライナ支援を表明し、同国の欧州連合(EU)加盟を支援すると改めて述べた。
ゼレンスキー氏のローマ訪問は戦争開始以来初めて。