[新潟 11日 ロイター] - イエレン米財務長官は11日、新潟市で開幕する主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、米国は必要な限りウクライナ支援を継続すると表明する見通し。ロシアの隣国に対する戦争遂行能力を低下させるために、他のG7諸国と協力するとも述べる。
G7会議での演説原稿を米財務省が公開した。その中でイエレン氏は、3つの優先課題として、ウクライナへの支援拡大のほか、インフレ抑制と長期的な経済回復力の強化を挙げた。
原稿では「ウクライナを支援し、ロシアの戦争遂行能力を低下させるために他のG7諸国と連携することを楽しみにしている」とし、「(ロシアによる侵攻)初日以来、われわれは団結し、激しい抵抗を続けるウクライナ国民を支援してきた。今後も必要な限りウクライナを支援する」と強調した。
また、これまでのウクライナ支援や対ロシア制裁は「ロシアの軍産複合体を組織的に劣化させ、ロシアが戦争資金に充てられる歳入の減少につながった」と指摘。米政府と有志連合は今年、これらの制裁を回避しようとするロシアの取り組みに対抗することに重点を置いているとした。