[北京 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)のホルヘ・トレド・アルビニャーナ駐中国大使は9日、中国の習近平国家主席がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行ったことについて、非常に前向きな一歩だったとの考えを示すとともに、平和実現へ一層の努力を促した。北京での記者会見で述べた。

中・ウクライナ首脳会談は先月26日、ロシアの侵攻開始後初めて行われた。国営メディアによると、習氏は、ウクライナに特別代表を派遣し、全当事者と協議し和平を目指す方針を示した。

アルビニャーナ氏は「ウクライナからのロシア軍撤退を含む公正な平和を達成するために、中国がさらに前進し一段と後押しすることを望んでいる」と述べた。

また、年内に見込まれる一連のハイレベル対話には、EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表と中国の秦剛外相との戦略的会談が含まれるとし、貿易・経済、デジタル問題、気候が議題になるとした。

アルビニャーナ氏は、ボレル氏の最近の台湾海峡に関する発言について、著しく誇張されていると述べた。ボレル氏は新聞の論説記事で、欧州の海軍は台湾海峡で警戒監視活動を行うべきだと主張していた。

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