脱走してから4カ月ほどたったところで、ティミーがオードリアーナさんの農場に再び姿を現すようになった。もう自分の飼い猫ではなく、「完全にボブキャットに成長していた」とオードリアーナさんは言う。成長したボブキャットの体重は平均で6~15キロほどになる。

悲しいことに、ティミーはオードリアーナさんの農場でニワトリなどの小動物をさらっていくようになった。今も農場周辺で時折姿を見かけることがある。

「つい数週間前も、私たちからわずか6メートルほどの所まで来て、アヒルをさらった。そこで私たちはずっと追いかけて巣穴か家を見つけようとしたけれど、結局発見できなかった」とオードリアーナさんは言う。

TikTokに投稿した8月9日の動画では、「そうとは知らずにボブキャットの赤ちゃんを育てた」短い間の思い出を振り返った。再生数は400万以上、「いいね」は60万を超えている。ただ、この子がボブキャットだとは思えないというコメントも多く、尾のない猫のマンクスか、アメリカンボブテイルだと推測するユーザーも。単純に「可愛い」「元気いっぱいだね」というコメントもあった。

ボブキャットはカナダ南部とアメリカ大陸に生息し、脚の縞模様と体の斑点、先端が黒くて太く短い尻尾に特徴がある。

では、ボブキャットとイエネコの交配は本当にあり得るのか。

猫情報サイトのCatsterに掲載された獣医師監修の記事によると、ボブキャットとイエネコの間に子孫が生まれたという確かな記録は存在しない。そうでないとする記録は状況証拠しかなかったり、根拠に乏しかったりする。ただ、ピクシーボブ、ハイランダー、アメリカンボブテイルなど、ボブキャットによく似た猫の品種も存在する。

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