実は犬だけでなく、投げた物を本能的に取ってくる猫はいる。特にシャム、バーミーズ、ベンガル、そしてレオのようなデボンレックスなどは、遊ぶのが大好きで頭が良く、訓練しやすい猫種として知られる。

専門家によれば、そうした猫は意外と多い。

科学誌PLOS ONEに2024年9月に掲載された研究によると、パデュー大学獣医学部のマイケル・デルガドらの調査で、猫の41%が「取ってこい」をすることが分かった。一般的に猫はマイペースで人にあまり関心がないという固定観念を覆す結果だった。

この調査は猫の飼い主8000人を対象に行われ、年の若い猫や室内飼いの猫、ベンガル、シャム、アビシニアンといった品種で「取ってこい」をする割合が高いことが分かった。

「興味深い驚きだった」と論文筆頭著者のデルガドはコメントしている。犬が人を助けるために育てられたのに対し、猫に期待されていたのはただ一緒にいることだけだったとデルガドは言い、「おもちゃを私たちの所へ持ってくるのは社会的要求であり、猫は実際のところ、飼い主とのそうした交流を本当に楽しんでいる」と指摘している。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 米イラン合意 トランプの密約
2026年6月30日号(6月23日発売)は「米イラン合意 トランプの密約」特集。

イランが有利に見える14項目の覚書にはアメリカとの「談合」が隠されている

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます