[モスクワ 10日 ロイター] - ロシアは10日、旧ソ連の同盟国に対して米国と協調することは危険だと警告を発した。ロシア政府は、旧ソ連の構成国だったロシアの隣国ジョージアで起きたデモは西側諸国の支援を受けたクーデターの企てだと主張し、ウクライナの親ロシア派大統領が追放された2014年の「マイダン」革命になぞらえた。

ジョージアの首都トビリシではいわゆる「外国工作員」法案に対し、ロシアの影響を受けていると反発する数千人規模の夜間デモが3日連続で起きた。

ロシアのラブロフ外相は国営テレビで「ウクライナのマイダン(革命)に非常に似ている」と言及した。

ラブロフ氏は「ロシア連邦周辺に位置する全ての国々は、米国の責任の範囲、利益の範囲に関わる道に進むことがいかに危険であるかについて独自の結論を出すべきだと思われる」と訴えた。

ラブロフ氏の発言は、アルメニアやアゼルバイジャン、カザフスタン、タジキスタンなど至るところでロシアの権威が低下していることに対するプーチン体制の緊迫感を示している。

プーチン大統領は、ウクライナ紛争はロシアと旧ソ連構成国の将来を巡る西側諸国との存亡をかけた戦いだと主張した。

一方、米国と欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)は、ソ連崩壊後に独立した国々と合法的に関係を築いており、多くの国々はより強力な隣国のロシアに対して脅威を抱いていると指摘している。

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