<カナダを訪問したカミラ夫人が持っていたバッグに注目集まる。「C」が重なり合ったロゴマークが連想させた故ダイアナ元妃の苦悩>

イギリスのチャールズ皇太子とカミラ夫人は、5月17日から19日までカナダを訪問したが、この際にカミラ夫人が高級ブランド「シャネル」のハンドバックを持参していたことが注目されている。故ダイアナ元妃がかつて、このロゴマークを嫌っていたというエピソードを多くのイギリス国民が思い起こしたからだ。

チャールズ皇太子の2人目の妻であるカミラ夫人は、オタワに到着した際に、キルティング模様が特徴的なシャネルのハンドバッグ「ココハンドル」を持っていた。3日間にわたる公式訪問は、エリザベス女王の在位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」に合わせた記念行事の一環として行われた。

王室評論家たちは皇太子夫妻のカナダ訪問を前にして、ウィリアム王子夫妻の時のような温かい歓迎を受けることはないかもしれないと警告していた。北米では今も、ダイアナの「大きな影響力」が根強く残っているからだ。

シャネルは20世紀初頭に、ガブリエル・「ココ」・シャネルが創設したブランドで、(当時は喪服とされていた黒の服をファッションに取り入れた)「リトル・ブラック・ドレス」やウール製のツイードスーツで有名になった。

220521web_dcc02.JPG
5月10日、ロンドン Chris Jackson-REUTERS

「2つのCはカミラとチャールズのC」

カミラはシャネルの長年のファンであることが知られており、カナダで持っていたハンドバッグの留め具部分には、2つの「C」が重なり合った、あの有名なロゴマークがついていた。ダイアナは生前、(2つのCは)「チャールズとカミラを連想させる」として、このロゴマークに居心地の悪さを感じていたという。1995年に出演したBBCの番組「パノラマ」で彼女は、カミラは「第三者」として自分たちの結婚生活の中に存在していると語っていた。

ダイアナはシャネルの得意客で、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めていた故カール・ラガーフェルドがデザインしたスーツ、靴、バッグをはじめとする数々のプレタポルテのコレクションを、公のイベントで身につけていた。

だが、彼女の執事だったポール・バレルによれば、ダイアナは新婚旅行の時に、カミラからチャールズへの刻印入りのプレゼントを見つけた時から、「C」の文字を重ね合わせたシャネルのロゴマークを嫌うようになったという。

きっかけはカミラがチャールズに贈った結婚祝い
【関連記事】