[ブラジリア 17日 ロイター] - 2度のサンパウロ州知事経験を持ちブラジル副大統領に選出されたジェラルド・アルクミン氏は17日、次期政権には財政面で責任を負うとし「財政黒字と公的債務削減」の実現を公約した。
ルラ次期大統領が提唱している社会福祉政策に対する市場の懸念を払しょくする意図がある。
アルクミン氏は記者団との懇談で、社会保障目的で少なくとも
1750億レアル(324億1000万ドル)の予算を確保するための憲法修正案に市場がネガティブな反応を示していることに言及。市場の反応は一時的なものだと述べた。
また、政府は現行の支出上限に変わる新たな枠組みを検討すると説明。これは「優先課題」で「検討される」が直ちには実現しないとした。
このほか、契約や免税措置の見直しを通じた支出削減にも取り組むとし、「重要な懸案は税制改革」と述べた。同氏は、税制改革は国内総生産(GDP)増加の後押しにつながるとした上で、可能な限り迅速に承認されるとしながらも期限は示さなかった。