[パリ 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、欧州は景気後退に陥っていないとし、ロシアのウクライナ侵攻の影響はあるものの、欧州経済は依然として拡大していると述べた。

総裁はラジオ局BFMビジネスで、ECBは刺激措置を抑制しているが引き締めてはいないと指摘し、利上げが自動的に行われることはないと述べた。

「利上げが始まるとすれば、非常に緩やかなものになる。われわれはアクセルから足を離すことを決めたが、他の中銀に見られるような自動的なものではない」と説明した。

アナリストは商品(コモディティー)価格の上昇によりユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥ると警告しているが、ビルロワドガロー氏はそうした見方を否定。「成長率は依然としてプラスだ。景気後退ではない」とした上で、ウクライナ情勢が「影響」を及ぼすだろうとの見方を示した。

「欧州のインフレ率は2%前後に下がるはずだ」とも発言した。

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