マフィアも関与

ギャンブルの拡大は国庫を潤す一方で「家族の価値観の擁護者」を自認する保守派のメローニ首相と、カトリック教会など規制強化を求める勢力の対立を引き起こしている。

イタリア司教協議会議長のマッテオ・ズッピ枢機卿は6月に「(ギャンブルは)人を破滅させ、貧困に陥れ、多くの場合、人間関係を破壊する。だからギャンブル(の抑制に)皆が大きな努力を払う必要があるのは明白だ」と述べた。

マフィアがイタリアのギャンブル依存に関与している兆しもある。イタリア最大の労働組合、イタリア労働総同盟(CGIL)が今年まとめた「ギャンブル黒書」によると、ギャンブルは貧しく、マフィアの影響が強い南部地域で特に広まっている。

国民に浸透